快楽至上主義者の日常〜〜薫子's blog

自然体でのんびり、カラダとココロのゆとり生活。

悩みは二種類

悩みの種類ってあんまり多くないと感じている。(あくまで個人の意見です)

大体が、「私は悪くない」「私は大切にされていない」なんじゃないかな。で、それが満たされないと依存症になったり、人間関係が悪くなったり。

 

自分で自分を満たすことを覚えましょう、と、他人が言うのは簡単。「普通の育ち方をした人」は、それでOKでも、ACはちょっと違う。

 

毒親家庭は、子供の頃に、「自分を大切にすること」「自分で自分の面倒を見ること」を教わっていない。他人の言いなり、奴隷になるしか生き延びられなかった。そこを考えず、「自分で自分を満たしましょう」とカウンセリングするのは無責任。どこかで教わったセリフをただ言っているだけで、心に響かない。

  

ACが大人になるということは、三歳児が国道に置き去りにされるようなもの。自分の守り方を知らない。あっという間にキズだらけか、轢かれて死ぬ。そのくらい、心に負担がかかる。

 

 

もし、そういう人がカウンセリングに来たら。自分で自分を満たせない原因はなんなのか、そこを丁寧に解きほぐしてあげてほしい。そして、それを未来につなげてほしい。納得したら準備ができる。そこで初めて、「自分で自分を満たす」や、「手放す」ができるようになる。何でもかんでも、「大人なんだから自分でやりましょう」は無謀。

 

ちゃんと基本を教わらないとね。土台がないところに、家は建てられないから。ACは、毒親家庭で育って、残念なスタートだった。「大人になったフリ」「普通になったフリ」は、余計辛くなる(私のこと)。

ゆっくり自分のペースで進んで行けるといいね。